マイルス・デイヴィスの元お嫁さん。1曲だけ、マイルスとギル・エヴァンスが参加、ということで、ギリギリここで採り上げてもいいかな、と。
4曲目の「 You and I」がそれ。なんとも美しいマイルスのオブリガードが聞ける。ギルの編曲も型通りでいいが、なんといっても、このゴリゴリ、バリバリ、コテコテのファンク・アルバムの中での短いバラード、という位置づけがなんとも最高。本当に趣味がいいよなあ。
などというジャズ側からのお楽しみもあるにはあるが、あくまで彩り。このアルバムは本当に強烈なファンク・アルバムで、超一級品だ。