上原ひろみの最近のブログ記事

20070916.jpg  スパイラルに繋がる雰囲気がばっちり。全てオリジナルで勝負、というの意気込みも素晴らしいが、時々はスタンダードもちょい入れて欲しいと思うね。スタンダードばっかりよりは、オリジナルばっかりの方が好みではあるが、やっぱりバランスというものが大事だよね。
 6曲めにピアノ・ソロが入っていて聞き惚れた。上手だね〜。ラストのお遊びもほほ笑ましい。あかん。結構もう感情移入してるよなあ。れ、冷静な判断が。
 感じる不満はいつも一緒っていうこともあるかな。構成力ありすぎて、ハプニングとか、お互いが触発しあってっていう部分が分かりにくい。但し、これはこちらの耳にも問題ありなんだけど。
 とりあえずは、聴き続けて行きます。
 あと、ジャケットデザインは全てこう、アイドルしてるよね。いや、いいんだけどね。昔のブルーノートのバロディは見飽きてるし。次はジャケットも内容ももっともっと突き抜けてくれることを期待しております。
20070915.jpg  初めて個人のカテゴリー作りました。これやる前はガイドからのカテゴリーばっかりにしようかと思ったんだけど、厳密には載っていないCDを、そこのカテゴリーに入れるのはやっばり違う気がしまして。ですので、同じ上原ひろみのCDでも、個人カテゴリーの他に「JAZZとびっきり新定番500+500」の2000年代の方にも入っています。

 と、どうでもいいようなことを書いておいて、多分これが上原ひろみのファーストアルバム。ジャケットの写真は国内盤と輸入盤とで違うようです。これは輸入盤。安かったから。内容が違うかどうかは未確認だけど、国内盤の方が1曲多いとかありそうやな。まあ、そういった時の1曲はほとんどコレクター向けだからまあいいや。
 で、聴きました。結構ソロしててびっくり。オスカー・ピーターソン張りにって、実はオスカー・ピーターソン20年近く聴いてないんで忘れたんだけど、こんなだったような。アカン。すぐ聴いて耳の記憶たどらないと、ますます信頼性に欠ける記述になるよ。ゲストのサックスとギター、あんたらも頑張ったね〜。3曲目のSummer Rainなんて、曲もそうだけど完全にフュージョンのソロだね。ジャズとどう違うんや。って言われたら困るけど。
 総合格闘技だなんてかっこいいこと言ってるけど、考えたらフュージョンがそもそもそういう音楽だったりするよね。じゃあ、ジャズの現在はフュージョンなの? なんか、刷り込みというものがあって、ヤな感覚があるが、これは偏見というものでありましょう。
 ただ、ジャズファンが、フュージョンなんて今だけ、なんていうことをワタクシが傲慢だった時代に言われていたけど(ワタクシは言いません)、別に今良かったらそれでいいじゃないのかな。いいじゃん。10年後も素晴らしい感動をくれる音楽の方がそれは素晴らしいとは思うけど、少なくとも今楽しませてくれたら、それはそれでいい音楽じゃん。
 って、まるでこれが10年持たないと言っているような感じもするが。・・・・いや、確かにそうかも。それでもま、いいけどさ。さ。明日は残る1枚聴きましょう。

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