会うは別れの/獅子真鍮の虫-永見緋太郎の事件簿/創元クライム・クラブ

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shishi.jpg めっちゃくちゃはまってしまった、永見緋太郎の事件簿シリーズ。相変わらずジャズシーンは素晴らしく、人物描写は面白く、音楽は聞こえてくる。実在のミュージシャンの本当のエピソードを基に書いた話もあって面白い。 ジャズメンなんか、こんな話いっぱいありそうで、いくらでも話書けそうな気がするんだけどなあ。とはいえ、あとがきによると、一旦この本でシリーズは終了。 ああ。寂しい。この寂しさは、筒井康隆の富豪刑事が終わった時や古畑任三郎が終わった時の寂しさだ。なんとしても続けてほしい。まだまだ足りん。 とはいえ、またジャズに関しては違うシリーズを書いてるという話なのでそちらにも期待して、書籍が発売されたら、きちんと購入し読んでみたいと思うのであった。それにしても、特定の音恐怖症って本当にあるのであろうか。

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このページは、吉岡孝が2012年7月 9日 22:34に書いたブログ記事です。

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