嫉妬 聴いたら危険!ジャズ入門/田中啓文/ アスキー新書
何気なしに手にとった一冊。帯が山下洋輔。山下洋輔さんの書く本の面白さが抜群なのは当然知っておるので、その人の推薦本なら買ってもいいか。程度のものだった。新書だったし。損しても大したことなかったし。
チラリと最初に出てくる歴史、本の案内などはまだそうでもなかったが、最初ペーター・ブロッツマン。こんなとこに出てくるんだ~、へ~、のデューク・エリントン。アイドルのエリック・ドルフィーの項を読んだ時にはもうすでに嫉妬で狂ってた。
先の山下洋輔さんにだって、そりゃジャズメンはこんなに世界中旅してるんだ、こんなに楽しいんだ、なんて嫉妬したけど、そりゃ音楽の才能溢れる、日本の誇る天才である。あ。こんな書き方したら、著者の田中啓文さんは才能ないみたいな書き方だけど、それは全然チガウのである。単に、私が世間知らずで知らなかっただけの人であるのだ。考えたら私が知らんけど才能豊かな人って山のように居るのも当たり前やな~。
それでこの本である。とにかく音が聴きたくなる。ジャズについて書いてる本で、これほどまでに面白い文章に出会ったのは、本当に久しぶり。というか、二回目かも。文章に魅力がある。一番最初に私がジャズについてまとった本を読んだのは、故油井正一先生の著作だったと思うが、あの時以来の面白さと言っていいであろう。
いや、もちろん、菊地成孔さんの本から頂いた知的興奮もスゴイんだけど、趣はそりゃ全然違うわね。
大好きなフリージャズをこんな風に表現できるなんて。こんなに音が聴きたくなる文章を書けるなんて。そしてこんなにスバラシイ音楽を聴いてきてるなんて。もう総てにおいて嫉妬の対象であった。しかもほぼ地元。四つ年上という同年代。う~ん。ちくしょ~。ウラヤマシイよおおっ。
いや。男は羨ましがってはイケナイ。悔しがれ。なんていうのを確か昔のテレビドラマが言ってたのを覚えているのであるが、それにしてもウラヤマシイ。こんな文才が欲しい。耳が欲しい。
ちなみに今月末、西宮のコーナーポケットというJAZZ喫茶で、この著作の特集コンサートとでもいうのかな。あるらしいのだ。行こうっと。
チラリと最初に出てくる歴史、本の案内などはまだそうでもなかったが、最初ペーター・ブロッツマン。こんなとこに出てくるんだ~、へ~、のデューク・エリントン。アイドルのエリック・ドルフィーの項を読んだ時にはもうすでに嫉妬で狂ってた。
先の山下洋輔さんにだって、そりゃジャズメンはこんなに世界中旅してるんだ、こんなに楽しいんだ、なんて嫉妬したけど、そりゃ音楽の才能溢れる、日本の誇る天才である。あ。こんな書き方したら、著者の田中啓文さんは才能ないみたいな書き方だけど、それは全然チガウのである。単に、私が世間知らずで知らなかっただけの人であるのだ。考えたら私が知らんけど才能豊かな人って山のように居るのも当たり前やな~。
それでこの本である。とにかく音が聴きたくなる。ジャズについて書いてる本で、これほどまでに面白い文章に出会ったのは、本当に久しぶり。というか、二回目かも。文章に魅力がある。一番最初に私がジャズについてまとった本を読んだのは、故油井正一先生の著作だったと思うが、あの時以来の面白さと言っていいであろう。
いや、もちろん、菊地成孔さんの本から頂いた知的興奮もスゴイんだけど、趣はそりゃ全然違うわね。
大好きなフリージャズをこんな風に表現できるなんて。こんなに音が聴きたくなる文章を書けるなんて。そしてこんなにスバラシイ音楽を聴いてきてるなんて。もう総てにおいて嫉妬の対象であった。しかもほぼ地元。四つ年上という同年代。う~ん。ちくしょ~。ウラヤマシイよおおっ。
いや。男は羨ましがってはイケナイ。悔しがれ。なんていうのを確か昔のテレビドラマが言ってたのを覚えているのであるが、それにしてもウラヤマシイ。こんな文才が欲しい。耳が欲しい。
ちなみに今月末、西宮のコーナーポケットというJAZZ喫茶で、この著作の特集コンサートとでもいうのかな。あるらしいのだ。行こうっと。
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